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 アメリカエネルギー省、フィスカー・オートモーティブ社のプラグインハイブリッド車開発を支援

発表日:2009.09.22


  アメリカエネルギー省(DOE)は、プラグインハイブリッド車の開発を支援するため、フィスカー・オートモーティブ社に約5億3000万ドルを融資すると発表した。これは、先端技術自動車製造(ATVM)融資プログラムに基づいてDOEが提供する4回目の条件付き融資。同社では、同融資プログラムの第一段階として、2010年夏に発売予定のプラグインハイブリッド車「カルマ」について、米国内の部品等の供給会社と海外の生産ラインを技術的に統合するために約1億7000万ドルを充てる。また、第二段階として、米国内での製造ラインを構築するプロジェクトに約3億6000万ドルを充て、2012年後半から、毎年7万5000台~10万台の高効率プラグインハイブリッド車を米国内で組み立て可能になる見込み。同社の自動車は、リチウムイオン・バッテリーで電気モーターを稼働させるが、電気が消耗した場合は高効率のガソリンエンジンで発電機を動かす。一晩のうちに家庭で充電でき、ガソリンと電気で約480kmを走行できるという。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード ハイブリッド車 | アメリカエネルギー省 | DOE | バッテリー | プラグイン | 充電 | リチウムイオン | フィスカー・オートモーティブ社
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