ドイツ連邦環境省(BMU)は、自治体の気候保護モデルプロジェクトの助成プログラムで、新たなプロジェクト募集を2020年1月1日から開始した。温室効果ガス排出を削減するとともに、他の自治体の模範となるプロジェクトを支援する。助成プログラムは2016年から実施されており、これまで37のプロジェクトに約1億ユーロが支援されてきた。今回の新たな募集により、模範的なプロジェクトへの助成が継続、拡大される。今回の助成割合は最大70%まで、財政基盤の弱い自治体に対しては90%となる。募集は2020年1月1日から行われ2022年12月31日までとなる。申請者はプロジェクト案を年2回、春(3月1日から4月30日)と秋(9月1日から10月31日)に提出することができる。選考過程は二段階となっており、第一段階では提出されたプロジェクト案の審査が行われ、選ばれた計画がその後正式な申請プロセスへと進む。