アメリカ環境保護庁(EPA)は、国際的なメタン市場化(M2M)パートナーシップが温室効果ガスであるメタンの削減に大きな成果を上げているとする新しい報告書を公表した。このプロジェクトは、コスト面で効率の良い方法によるメタンの回収・利用を促進し、温室効果ガスの削減を目指すもので、現在、世界31ヶ国、民間部門から900団体(金融機関、NGOなど)が参加している。今回の報告書では、2004年11月にM2Mが設立されて以降のプロジェクトや活動が報告されている。同報告書によると、2008年には、アメリカは、鉱山、埋立処分場、農業廃棄物などから発生するメタンの回収・利用を増やす170件以上のプロジェクト等を支援。メタン排出量をCO2換算で2600万トン以上削減した(乗用車470万台分の温室効果ガス排出量に相当)。なお、アメリカ政府の2008年の支援額は3900万ドルで、官・民双方からの2億7700万ドルの投資の呼び水になったという。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | CO2 | 温室効果ガス | メタン | アメリカ環境保護庁 | EPA | M2M | 市場化 | 鉱山 | 埋立処分場 | 農業廃棄物 |
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