国際的なメタン市場化(M2M)パートナーシップが、設立5周年を迎え、参加している31ヶ国の成果をまとめた、初の包括的な報告書が公表された。M2Mパートナーシップは、強力な温室効果ガスであるメタンの回収と利用、世界の市場へのクリーンエネルギーの供給を通して、メタンの排出削減に取り組んでいる。メンバー国以外にも900以上の民間団体、金融機関、NGO等が参加し、170件以上のメタン回収・利用プロジェクトを展開。2004年の設立以来、このパートナーシップが支援したプロジェクトによって、メタン排出量をCO2換算で年間2730万トン以上削減した(乗用車500万台分の年間排出量に相当)。直接的な支援額は8400万ドルに上り、これを呼び水として、3億5000万ドル以上の民間資金が能力開発事業やプロジェクト開発に活用されている。また、2010年3月には、インドのニューデリーで国際エキスポを開催し、現在実施中のプロジェクトや最新の技術を紹介するとともに、新しいパートナーや支援者の輪を広げたいとしている。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | CO2 | 温室効果ガス | メタン | アメリカ環境保護庁 | EPA | 報告書 | クリーンエネルギー | M2M | メタン市場化パートナーシップ |
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