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 世界気象機関、今後5年間の世界の気温を予測

発表日:2020.07.08


  世界気象機関(WMO)は、世界の今後5年間(2020~2024年)の新しい気候予測を公表した。同予測によると、年間平均気温は、産業革命前(1850~1900年)のレベルを、0.91~1.59℃上回る範囲内で推移する可能性が非常に高く、1.5℃を超える可能性が約20%ある。同予測は英国気象庁が主導して行っており、国際的に高く評価されている気候科学者の専門知識と、世界中の主要な気候センターのコンピュータモデルを使って毎年更新されており、自然の変動と人為的な気候への影響を考慮に入れ、今後5年間の気温、降水量、風のパターン、その他について、可能な限り最善の予測が行われている。世界中の気候予測センターの予測を組み合わせることで、より質の高い予測結果を得られるようにしている。気候変動が拡大する中、政府や政策策定者に現在の気候リスクに関する情報を毎年提供し理解してもらう重要性はますます増加している。

情報源 世界気象機関(WMO)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 世界気象機関 | 気候センター | 気候予測 | 産業革命 | 気候リスク | 平均気温 | 気候予測センター | 英国気象庁
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