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 欧州環境庁、建築分野を循環型にすれば温室効果ガス排出量の大幅削減につながると報告

発表日:2020.07.09


  欧州環境庁(EEA)は、住宅やビルを建築する際に効率性の向上と材料の再利用・リサイクルをすれば、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる可能性があることを明らかにした。建築分野において排出量の多いコンクリート、セメント、鉄鋼を再利用し、使用量を削減することで、設計、生産、使用から解体、廃棄物管理に至るまでの建物のライフサイクルを通して、材料関連の温室効果ガス排出量を2050年には61%削減できる。世界の温室効果ガス排出量の3分の2が、材料の運搬と、それらをどのように調達し、消費し、廃棄するかに関係している。そのため、建物をより効率的に設計・使用し、メンテナンスの改善で建物の寿命を延ばし、新たな建築材料を調達する代わりに再利用・リサイクルする循環型社会を実現することが重要である。

情報源 欧州環境庁(EEA)ニュース
国・地域 EU
機関 欧州環境庁(EEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード コンクリート | 循環型社会 | リサイクル | 温室効果ガス | 欧州環境庁 | 再利用 | セメント | 鉄鋼 | 循環型 | 建築分野
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