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 生物多様性と企業に関する会議、インドネシア・ジャカルタで開催

発表日:2009.11.27


  インドネシア・ジャカルタで、2009年11月30日から、企業と生物多様性をテーマにした3回目の国際会合が開催され、産業界の取り組みを強化する方法について議論が交わされる。会合には世界中から200以上の企業、NGO、政府関係者が参加。生物多様性と企業の本業との関係を強調し、ライフサイクル・アプローチやインセンティブなど優れた実例に注目することで、生物多様性条約の3つの目的(生物多様性の保全、利用、遺伝資源の利用から生じる利益の公平な配分)に企業が効果的に取り組むことを目指す。1日目は、経済回復期における生物多様性問題に関する基調講演、生物多様性に直接関係する業界における課題とチャンスを検討するパネルディスカッション等が行われ、2日目は生物多様性に関するリスクを管理し、企業への影響を測定・評価・報告する戦略を扱い、分科会では管理のためのツールやアプローチについて精査する。3日目は第10回生物多様性条約締約国会議に提言する内容についてパネルディスカッションを行う。

情報源 生物多様性条約(CBD)事務局 プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)事務局
分野 自然環境
キーワード ライフサイクル | インドネシア | 生物多様性条約 | CBD | 企業 | COP10 | 遺伝資源
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