生物多様性と企業に関する会議、ジャカルタ憲章を採択して閉幕

発表日:2009.12.10

2009年11月30日~12月9日まで、インドネシア・ジャカルタで開かれていた「生物多様性と企業に関する会議」は、「企業と生物多様性に関するジャカルタ憲章」、「2020年企業と生物多様性アジェンダのための戦略」を採択して閉幕した。憲章と戦略は、2010年の第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)や国際生物多様性年に向けたロードマップとなる。生物多様性条約のジョグラフ事務局長は、憲章で示された、企業と他の関係者の強力な連携は、COP10で採択される2020年生物多様性目標、生物多様性2050年ビジョンの実施を目指すものだと期待を寄せている。一方で、国連環境計画(UNEP)の「生態系と生物多様性の経済学(TEEB)」に関する研究グループを率いるスクデフ氏は、自然資本を活かしたビジネスは今後10年間で最大のビジネスチャンスの一つだと指摘。森林減少・劣化による排出削減(REDD)は1000億ドル規模のビジネスになり、さらに、気候変動への適応策としても最適な生態系の復元は数千万人の雇用を生むと述べた。インドネシアのハッタ環境大臣は、製薬や化粧品製造など自然を基盤とする産業の発展のためにも、生物多様性が重要であることを強調した。

新着情報メール配信サービス
RSS