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 国際エネルギー機関、ゼロエミッションに向けた世界初の包括的なロードマップを作成中

発表日:2021.01.11


  国際エネルギー機関(IEA)は、世界のクリーンエネルギー転換における指導的役割をさらに強化し、2050年までに排出量をネットゼロにするためにエネルギー部門に対する世界初の包括的なロードマップを作成すると発表した。この新しい特別報告書「The World's Roadmap to Net Zero by 2050」は、2021年5月18日に発表される予定で、エネルギー部門を完全に脱炭素化し、排出量を気温上昇1.5℃に見合った軌道に乗せるために、政府、企業、投資家、市民には何が必要となるかを詳細に示すものとなる。ロードマップの作成は、エネルギーと気候の世界目標を達成するための努力を支援するIEAの新しいプロジェクトの一環である。ネットゼロへの道筋に関する世界的なコンセンサスをより強固なものにすることは、今後数年間のIEAの重要な優先事項である。IEAの2021年の特別プロジェクトとしては、世界のメタン排出量に関する新しいデータが発表されるほか、排出量削減の野心を高めようとする政策立案者や規制当局のための詳細な手引き書の発表も含まれる。

情報源 国際エネルギー機関(IEA)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 国際エネルギー機関 | ロードマップ | 排出量 | 脱炭素化 | エネルギー部門 | クリーンエネルギー転換 | メタン排出量 | The World's Roadmap to Net Zero by 2050 | ネットゼロ | 気温上昇1.5℃
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