国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、小島嶼開発途上国(SIDS)が気候変動対策への取り組みを強化するために実施している再生可能エネルギーへの転換状況を報告した。SIDSの国内総生産(GDP)と温室効果ガス排出量の合計は、世界全体では1%以下の比率でしかないが、世界の気候行動と野心に大きな影響力を有している。SIDSが導入した再生可能エネルギー容量は、2019年末時点で合計約5.3GWであり、2023年までに導入目標としていた5GWをすでに達成した。2019年に追加された容量は665MWで、内訳は風力が220MW、太陽光が380MW、バイオエネルギーが55MW、水力が10MWであった。SIDSにおける2019年の再生可能エネルギーの伸び率は14.4%であり、世界全体での伸び率7.6%と比べると約2倍であった。しかし、2030年の排出量削減目標を達成するために必要な投資額160億ドルを確保するには課題が多い。
情報源 | 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)ニュース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国際再生可能エネルギー機関(IRENA) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光 | 国際再生可能エネルギー機関 | バイオエネルギー | 気候行動 | 温室効果ガス排出量 | 気候変動対策 | 風力 | 小島嶼開発途上国 | 国内総生産 |
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