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 アメリカ海洋大気庁、2021年2月は2014年以来となる記録的な冷え込みになったと報告

発表日:2021.03.12


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2021年2月はラニーニャ現象の影響で、北米やアジア北部の多くの地域で気温が異常に低くなり、世界全体としては2014年以降では最も寒い2月になったと報告した。しかし、2021年2月の陸・海の平均表面温度は20世紀の平均と比較すると華氏1.17度(0.65℃)上回り、記録史上16番目に暖かい2月となった。北半球では史上14番目、南半球では史上19番目に暖かい2月となった。特に、カナダ東部、ヨーロッパの多くの地域、アジアの南部および北東部では顕著な暖かさとなったが、北米、北欧、アジア北部の多くの地域では平年よりも気温が低く、平均気温で華氏5.4度(3.0℃)以上低くなった。2021年1~2月の期間における世界の陸・海の表面温度は、20世紀の平均値を華氏1.30度(0.72℃)上回り、史上11番目に暖かい年となっている。北極海の海氷面積は例年よりも少なく、2021年2月は2017年と並んで2月としては史上7番目に面積が少なくなっている。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード アメリカ海洋大気庁 | 海氷面積 | 北半球 | 南半球 | ラニーニャ現象 | 表面温度 | 平均気温 | 冷え込み
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