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 国際再生可能エネルギー機関、ボツワナ原産資源による発電構成多様化の可能性を提示

発表日:2021.08.26


  国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、ボツワナの再生可能エネルギーに関する報告書「ボツワナ再生可能エネルギー潜在可能性調査(RRA)」を発表した。同国は、風力・太陽光発電の大きな可能性と豊富なバイオマス残渣により、同国内のエネルギー安全保障を強化し、近代的なエネルギーサービスへのアクセスを向上させる非常に有利な条件を備えている。このため、政策、規制、リスク、投資の分野における短・中期的な行動によって、再生可能エネルギー開発を促進することが可能である。同国は、2030年までにエネルギーの15%、2036年までに36%を再生可能エネルギーで賄うことを目標としているが、現在、エネルギー供給を石炭と輸入石油製品に頼っており、電力の最大15%を近隣諸国から輸入している。国内の再生可能資源を活用することで、輸入電力への依存度を下げ、発電構成を多様化することができる。

情報源 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 国際再生可能エネルギー機関 | 再生可能資源 | ボツワナ | バイオマス残渣 | 輸入電力 | 発電構成
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