欧州委員会(EC)は、2021年12月31日、「持続可能な金融に関する欧州連合(EU)加盟国専門家グループ」および「持続可能な金融に関するプラットフォーム」と、特定のガス・原子力活動を対象とした「タクソノミー補完的委任法」の草案に関する協議を開始した。EUタクソノミーは、気候中立を達成するために必要な活動への、民間投資を導くための分類法である。現在の欧州のエネルギーミックスは加盟国ごとに異なるが、いくつかの地域では、依然として炭素排出量の多い石炭に大きく依存している。同委員会は、加盟国がそうした異なる立場から再生可能エネルギーへ移行する手段として、天然ガスと原子力が大きな役割を担っているとみなしている。これらのエネルギー源を、例えば、ガスは再生可能な資源から供給されるか、2035年までに低排出量でなければならないなど、明確かつ厳しい条件下で分類し、特に気候中立への移行に貢献することを目指す。
情報源 | 欧州委員会(EC)プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会(EC) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 天然ガス | 欧州委員会 | 気候中立 | 炭素排出量 | 原子力 | エネルギーミックス | 民間投資 | EUタクソノミー | 持続可能な金融 |
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