海外ニュース


 世界資源研究所、アパレル部門のネット・ゼロ・エミッションに向けたロードマップを発表

発表日:2022.01.21


  世界資源研究所(WRI)は、Apparel Impact Instituteと共同で、アパレル部門が気候変動対策に向けた目標を達成し、排出量を大幅に削減するために必要なステップを示したロードマップを発表した。2019年の同部門の二酸化炭素換算排出量は1.025ギガトンと推定され、世界の年間温室効果ガス(GHG)排出量の約2%に相当する。ロードマップでは、GHGインパクトデータの改善、製造業におけるエネルギー効率化への取り組みの強化、サプライチェーンにおける再生可能エネルギーへの投資とインセンティブの付与、持続可能な素材と製造プロセスの使用の拡大などを提示している。同部門がこれらのステップに従えば、世界の気温上昇を1.5℃までに抑えるという、パリ協定の目標達成のために必要な排出削減量の60%以上を実現することが可能となる。ステップの実行には、かつてないほどの協力と投資が必要となるが、その結果、同部門は将来的にはより持続可能で回復力のある、公平なものになる。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル
キーワード 世界資源研究所 | エネルギー効率化 | 製造業 | サプライチェーン | インセンティブ | 気候変動対策 | Apparel Impact Institute | アパレル部門 | GHGインパクトデータ | 再エネ投資
関連ニュース

関連する環境技術