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 カナダ環境・気候変動省、プラスチック廃棄物ゼロに向け新たな措置を協議

発表日:2022.07.25


  カナダ環境・気候変動省(ECCC)は、2030年までにプラスチック廃棄物をゼロにするという目標に向けて、使い捨てプラスチックの使用を禁止する規則に続く、新たな措置に関する協議を開始した。同協議は、リサイクル性と堆肥化可能性の表示に関する規則の策定、およびプラスチック製品の生産者を対象としたプラスチック登録制度の設立に関するものである。表示に関しては「生分解性」などの言葉を使用することも規制し、第三者機関による認証を義務付ける予定である。新たな登録制度は、プラスチック製品生産者にプラスチック廃棄物に対する責任を持たせる州や準州を支援するもので、企業がカナダ市場に投入するプラスチック製品の量と、これらの製品が最後にどのように埋立地から削減されたかを報告するよう義務付ける。2018年、同国で廃棄された440万トンのプラスチックのうちリサイクルされたのは8%で、大半は埋立地に廃棄された。新たな措置はプラスチックの回収と最終処理後の管理の改善に役立ち、プラスチックを埋立地や環境から排除することが期待できる。

情報源 カナダ環境・気候変動省(ECCC) ニュースリリース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境・気候変動省(ECCC)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 生分解性 | 規則 | カナダ環境・気候変動省 | プラスチック廃棄物 | 使い捨てプラスチック | リサイクル性 | 埋立地 | 使用禁止 | 堆肥化可能性 | プラスチック登録制度
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