海外ニュース


 デンマークとオランダ、CO2の回収・有効利用・貯留に関する新たな協力関係を構築

発表日:2022.08.18


  デンマーク気候・エネルギー・建物省は、デンマークとオランダが、二酸化炭素(CO2)回収・有効利用・貯留(CCUS)の開発と導入を協力して進めるという協定に調印したことを発表した。両国は過去数年にわたり、グリーン暖房システム、洋上風力、そして欧州連合(EU)の気候変動目標の推進という共通の関心事項などについて、緊密な協力関係を築いてきた。同協定により、両国は国境を越えたCO2の輸送と貯蔵を可能にする二国間協定などの必要性を探ること、CCUSに関する最新技術、地質インフラ、その他の関連する知識の共有など、相互利益の向上を図る。CCUSは2050年までに気候中立を目指すEUの目標を達成するための重要な技術であり、同技術の発展には地域協力と国境を越えたインフラが不可欠である。すべての欧州諸国がCO2の適切な貯留場所にアクセスできるわけではなく、欧州大陸全体でCCUSの排出削減潜在力を最大化する地域的な解決策を見つけることが最も重要である。

情報源 デンマーク気候・エネルギー・建物省 ニュース
国・地域 デンマーク
機関 デンマーク気候・エネルギー・建物省
分野 地球環境 環境総合
キーワード オランダ | デンマーク | デンマーク気候・エネルギー・建物省 | CCUS | グリーン暖房システム | CO2輸送 | CO2貯蔵 | 二国間協定 | 地質インフラ
関連ニュース

関連する環境技術