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 オランダ環境評価庁、持続可能な土地管理のための欧州連合のプロジェクトを紹介

発表日:2022.10.12


  オランダ環境評価庁(PBL)は、2022年10月12日に発足した、欧州連合(EU)の「持続可能な土地管理(LAMASUS)」プロジェクトについて紹介した。同プロジェクトはEUの8か国から17の研究機関が参加し、地方、国、地域レベルにおいて、気候、農業、林業政策の影響を予測するために使用される、確立されたモデリングツールを基盤としている。土地利用部門は、2050年までに気候変動を抑制するというEUの目標を達成するために大きな役割を果たすことができ、他のどの部門よりも炭素隔離の可能性が高く、実際、すでにEUの全排出量の7%を除去している。同プロジェクトでは、欧州および世界の土地利用システムが、より生物多様性に富み、より良い水質を享受しながら、農家に適切な生計手段を提供しつつ、いかにして気候中立を実現できるかを検討する。同庁は、統合評価モデルを通じて農業と林業を気候および生物多様性に関連付けることで、同プロジェクトにおいて重要な役割を果たしている。

情報源 オランダ環境評価庁 ニュース
国・地域 オランダ
機関 オランダ環境評価庁
分野 地球環境
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | 水質 | 土地利用 | オランダ環境評価庁 | 気候中立 | 欧州連合 | モデリング | 統合評価モデル | LAMASUS
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