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 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所、日独エネルギー変革評議会の結果を報告

発表日:2023.03.07


  ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所は、同研究所が事務局を務める、日独エネルギー変革評議会(GJETC)の定例会議の結果を報告した。2023年3月に開催された同定例会議では、ロシアがウクライナとの戦争を開始してからから1年が経った今、エネルギーの安定供給と気候中立への取組みという2つの目的を、いかに両立させるかが主な焦点となった。また、科学界と産業界の代表者が、建築部門と化学産業における脱炭素化のための選択肢について議論し、研究成果が発表される予定である。同戦争開始後最初の冬、欧州連合(EU)諸国と日本の経済は、エネルギー安全保障および景気減速の両面で、当初の予想よりもはるかに良い状態で乗り切ることができた。ドイツは国内に液化天然ガス(LNG)ガスターミナルを建設し、2022年秋以降に停止したロシアのガス供給を補っている。両国は双方の異なる枠組み条件を考慮しつつ、必要な温室効果ガス排出削減のために、どの解決策が賢明であるかを議論することができた。

情報源 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 ニュース
国・地域 ドイツ
機関 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所
分野 地球環境
キーワード LNG | ロシア | 気候中立 | ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 | 脱炭素化 | エネルギー安定供給 | 日独エネルギー変革評議会 | GJETC | ガスターミナル
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