フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、2009年に同国で販売された新車について、1km走行当たりのCO2排出量を調査し、ランキングを発表した。トップの座を占めたのはSmart Fortwoとトヨタの新型プリウス(ハイブリッド車)で、排出量の少ない自動車のランキングを開始して以来初めて、トップ車のCO2排出量が走行1km当たり90gのラインを突破した。また、2009年に販売された新車のうち、排出量が120g以下のものは50%であり、排出量が140g以下のものは、5年前には新車の40%程度であったが、2009年には75%を占めるまでに改善されたという。フランスの新車のCO2排出量は平均で1km当たり133gであり、EU域内ではもっとも低い。こうした成果は、2007年に環境グルネル会議が打ち出したボーナス・ペナルティ制度によって、消費者の購買行動や自動車メーカーの供給がCO2排出量の少ない自動車へと向かったためだという。
情報源 | フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | CO2 | トヨタ自動車 | 環境グルネル | 排出量 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME | 消費者 | 新車 | メーカー |
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