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 G77と中国、「開発のための生物多様性に係る南南協力に関する多年度作業計画案」を採択

発表日:2010.10.20


  G77(発展途上国131ヶ国によるグループ)と中国は、2010年10月17日、第1回「開発のための生物多様性に係る南南協力」フォーラムにおいて、生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議での採択に向け、南南協力に関する多年度行動計画案を満場一致で採択した。この計画では、2020年までの目標と南南協力戦略(三角協力やプログラムを含む)を定めるとともに、他のタイプの南南協定や三国間協定にも生物多様性の視点を組み込む必要があるとして、締約国間での更なる知見や技術の交流を求めている。G77議長は「先進国は途上国のパートーナーであり、途上国は先進国との建設的な協力関係を追及すべきである。我々はこの計画案が今回のCOP10で採択されることを期待する」と述べ、またCBD事務局長は「G77と中国が計画案を採択したことは、第10回締約国会議の成功への重要なステップだ」と述べている。

情報源 生物多様性条約(CBD)事務局 プレスリリース(pdf)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)事務局 G77 ウェブサイト
分野 地球環境 自然環境
キーワード 行動計画 | 中国 | 生物多様性条約 | CBD | 先進国 | COP10 | 締約国 | 発展途上国 | G77 | 南南協力
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