ドイツ連邦環境省は「環境にやさしい公共交通のためのハイブリッドバス」プログラムのもと、総額1000万ユーロ以上の助成により、年内にドイツ国内12の地方交通局に対して50台のハイブリッドバスを提供する。このプログラムに関し、連邦環境省は厳しい環境基準の遵守を義務付けており、ハイブリッドバスは既存のディーゼルバスに対して最低20%効率を上げ、騒音および大気汚染物質に関する規定を満たすことが証明されなければならない。加えて適切な微粒子フィルターの装着も義務付けられている。今回、リューベック市の交通局へ4台のハイブリッドバスが引渡され、引渡しに参加した環境省政務次官は「通常運行でのハイブリッドバスの使用開始は、公共交通におけるバス技術の新時代の始まりを告げるもの。気候変動対策や街の生活環境向上にも貢献する」と述べた。今回は連邦環境省からプログラムによる支援を受け、マン、カロッセリー・ヘスの両社が生産したバスが、それぞれ2台ずつ引き渡された。今後3週間以内に、さらに6台が同市に引き渡される。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 大気環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | 公共交通 | 大気汚染 | 気候変動 | バス | 騒音 | ドイツ連邦環境省 | 助成 | 環境基準 | 生活環境 |
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