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 オランダ環境評価庁、『自然の展望2010-2040年』を公表

発表日:2012.10.01


  オランダ環境評価庁(PBL)は、2040年に向けた自然・景観政策に関する『自然の展望2010-2040年』を公表した。これは、政府機関や企業、民間組織などさまざまな分野での、自然や景観に関する長期政策・方針の策定を支援することを目的としたもの。オランダはこれまで、国立生態系ネットワーク(EHS)拡大に力を入れてきたが、そのための規則が複雑で分かりにくくなっていた。また、この分野には、さまざまな人々が関わっており、その視点も多様であることから、今後は、社会のニーズに合った政策を策定するよう方針を変更した。PBLは4年に1回「自然の展望」を作成することになっているが、今回は特にこのような視点を勘案し、1)国民が自然に関わる動機に基づく政策、2)基盤となる生態系ネットワークの構築、3)社会ニーズの変化予測、4)一貫性のある政策、などの政策提案を盛り込んだ。PBLは、今後の政策次第で2040年のオランダは大きく変わるとし、「自然の展望」により、自然・景観・国土計画に関する効果的な政策形成を支援するという。

情報源 オランダ環境評価庁(PBL) プレスリリース オランダ環境評価庁(PBL) 「自然の展望2010-2040年」 同 政策提言
国・地域 オランダ
機関 オランダ環境評価庁(PBL)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 生態系 | オランダ環境評価庁 | PBL | 政策 | 景観 | 生態系ネットワーク | EHS | 自然
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