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 アメリカ海洋大気庁、地域・科学者の協力により沿岸地域の気候変動対策を支援する9プロジェクトに490万ドル超を助成

発表日:2012.10.19


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)とニューハンプシャー大学は、海面上昇や気候パターン変化、極端な暴風雨、海洋温暖化・酸性化など気候変動の影響に対して沿岸の地域社会や環境の回復力を高めるための共同研究プロジェクトに、総額で490万ドル超を助成すると発表した。この助成は、NOAAの国立河口研究保全地区システム(NERRS)の科学チームが同大学との提携により行うもの。NERRSは全米28カ所の保護地域ネットワークで、NOAAは沿岸域管理法の下、沿岸の州・地域と協力してこれを管理している。今回の助成対象は、マサチューセッツ工科大学(気候変動の適応戦略を巡る合意形成アプローチの調査)、アラバマ州ウィークス湾河口保全地区(湿地回復による海面上昇緩和の可能性)、カリフォルニア州ティワナ川河口保全地区(科学データや地域からの提供情報を用いた湿地保全・回復の目標策定)など9プロジェクト。今後2年間、プロジェクトチームでは地域関係者と科学者が協力し、重要資源の管理や公共の安全のため先端科学を活用するという。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード NOAA | 気候変動 | 海面上昇 | 沿岸 | 酸性化 | アメリカ海洋大気庁 | 湿地 | 温暖化 | 地域社会 | ニューハンプシャー大学
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