環境省は、産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況等を公表した。これらの調査は、産業廃棄物行政を推進するための基礎資料を得る目的で同省が実施しているもの。今回、その平成22年度実績が公表され、その主な内容は以下のとおりであった。1)産業廃棄物処理施設の設置状況は、中間処理施設数が19,147(対前年173減)で、最終処分場数が2,047(対前年110減)であった。2)産業廃棄物処理業の許可の状況は、産業廃棄物処理業が288,801件(対前年6,342減)で、特別管理産業廃棄物処理業が31,814件(対前年263減)であった。3)産業廃棄物の最終処分場の残存容量等は、最終処分場の残存容量が19,452万m3(対前年1,449万m3増)で、最終処分場の残余年数は13.6年(対前年0.4年増)であった。