環境省は、産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況等を公表した。これらの調査は、産業廃棄物行政を推進するための基礎資料を得る目的で同省が実施しているもの。今回、その平成20年度実績が公表され、その主な内容は以下のとおりであった。1)産業廃棄物処理施設の設置状況については、中間処理施設数が19,345(対前年99減)であり、最終処分場数は2,199(対前年54減)であった。2)産業廃棄物処理業の許可の状況については、産業廃棄物処理業が284,959件(対前年14,795増)であり、特別管理産業廃棄物処理業が30,946件(対前年1,217増)であった。3)産業廃棄物の最終処分場の残存容量等については、最終処分場の残存容量が17,639万m3(対前年424万m3増)であり、最終処分場の残余年数は10.6年(対前年2.1年増)であった。