環境省は、産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況等を公表した。同省では、産業廃棄物行政を推進する上での基礎資料を得るため、産業廃棄物処理施設の設置等に関する状況を調査している。今回、平成24年度実績を取りまとめた。主な内容は以下のとおり。1)産業廃棄物処理施設の設置状況は、中間処理施設数が18,829(対前年51減)、最終処分場数が1,942(同48減)であった。2)産業廃棄物処理業の許可の状況は、産業廃棄物処理業が206,936件(同4,126減)、特別管理産業廃棄物処理業が22,353件(同515減)であった。3)産業廃棄物の最終処分場の残存容量等は、最終処分場の残存容量が18,271万m3(同334万m3減)で、最終処分場の残余年数は13.9年(同1.0年減)であった。