環境省は、産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況等を公表した。これらの調査は、産業廃棄物行政を推進するための基礎資料を得る目的で同省が実施しているもの。今回、その平成21年度実績が公表され、その主な内容は以下のとおりであった。1)産業廃棄物処理施設の設置状況については、中間処理施設数が19,320(対前年25減)であり、最終処分場数は2,157(対前年42減)であった。2)産業廃棄物処理業の許可の状況については、産業廃棄物処理業が295,143件(対前年10,184増)であり、特別管理産業廃棄物処理業が32,077件(対前年1,131増)であった。3)産業廃棄物の最終処分場の残存容量等については、最終処分場の残存容量が18,003万m3(対前年364万m3増)であり、最終処分場の残余年数は13.2年(対前年2.6年増)であった。