新潟県は、平成24年度の地盤沈下調査結果を公表した。同県では、国・関係市とともに、「新潟県地盤沈下調査連絡協議会」を設置し、県内の5地域(新潟・上越・長岡・南魚沼・柏崎)で地盤沈下の調査を行っている。地盤沈下は、地下水の過剰な汲み上げにより、主として粘土層が収縮することで起きる現象で、県内の平野や盆地では、軟弱な粘土層が分布している地域があり、これらの地域では、地盤沈下が顕在化している。今回、平成24年度の最大沈下量を示した地点は、南魚沼地域の南魚沼市余川で、沈下量は3.2cmであった。なお、今回の長岡地域の調査結果は、調査を隔年で実施していることから、地下水の揚水による影響のほか、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による沈下や隆起など、複合的な要素が含まれていると考えられるという。
情報源 |
新潟県 報道発表資料
新潟県 報道発表資料(PDF) 新潟県 地盤沈下 |
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機関 | 新潟県 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 地下水 | 調査 | 新潟県 | 地盤沈下 | 東北地方太平洋沖地震 | 南魚沼市 |
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