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 川崎市、平成23年度の地盤沈下状況を公表

発表日:2012.08.14


  川崎市は、平成23年の地盤沈下状況を公表した。同市では、地下水揚水等による地盤沈下の状況を把握するために、市域に設置された400点以上ある定点水準点の標高を水準測量により調査し、前年度と比較することにより地盤の影響を把握している。平成23年度は331地点で実施し、全ての有効水準点(285地点)において地盤沈下が見られた。沈下量の内訳は、2cm未満が9地点(全体の3%)、2cm以上4cm未満が271地点(同95%)、4cm以上が5地点(同2%)となった。また、最大沈下量は川崎区東扇島で11.28cmであった。今回の結果は、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動の影響を受けていると考えられるという。

情報源 川崎市 報道発表資料
同上 詳細版(PDF)
機関 川崎市
分野 水・土壌環境
キーワード 川崎市 | 地下水 | 水準測量 | 地盤沈下 | 東北地方太平洋沖地震 | 地盤変動
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