環境省は、第5回東京湾水質一斉調査の調査結果報告書を公表した。同調査は、環境省などで構成される「東京湾再生推進会議モニタリング分科会」と、九都県市首脳会議環境問題対策委員会水質改善専門部会および東京湾岸自治体環境保全会議が、平成20年度から実施しているもの。多様な主体が協働し、モニタリング調査を実施することで、国民・流域住民の東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境を把握し、汚濁メカニズムを解明することを目的としている。今回、平成24年8月1日を基準日として、118機関903地点で実施された、第5回の調査結果報告書を公開した。環境調査結果(溶存酸素濃度について)では、今回の調査でも、水に溶けている酸素の少ない水(貧酸素水塊)が認められ、例年と比較するとやや南寄りに分布していた。これは、調査基準日前に吹いていた南西風の影響と考えられるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
東京湾水質一斉調査 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 東京湾 | 水質汚濁 | 貧酸素水塊 | 水質調査 | 流域 | 溶存酸素濃度 |
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