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 平成28年度東京湾環境一斉調査、調査結果概要を公表

発表日:2016.11.02


  環境省は、平成28年度東京湾環境一斉調査の調査結果概要を公表した。同調査は、多様な主体が協働し、モニタリング調査を実施することで、国民・流域住民の東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境を把握し、汚濁メカニズムを解明することを目的として、平成20年度から実施しているもの。第9回目の実施となる今回は、平成28年8月3日を基準日とする前後の数日間、127機関569地点で実施。東京湾の湾央から湾奥では、広く(海底上1m)の溶存酸素量(DO)が低い状態(4mg/L未満)であり、特に横浜港~川崎港~羽田沿岸~東京港とその対岸の袖ヶ浦~木更津沿岸を結んだ線で囲まれた海域では、極めて低い状態(2mg/L未満)が認められた。また、河川では、COD濃度の低い地点が下流部と比べて上流部で多かった一方で、COD濃度の高い地点は下流部だけでなく上流部や中流部でも認められたという。

情報源 環境省 報道発表資料
東京湾環境一斉調査
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 東京湾 | 河川 | 水質汚濁 | 調査 | COD | DO | 流域 | 溶存酸素
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