環境省は、平成25年5月23日に開催された、第3回「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)の開催結果を公表した。UNDB-Jは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取り組みを推進するため、平成23年9月に設立された。今回の委員会では、連携事業の認定や、子供向け図書「生物多様性の本箱」の選定をはじめ、これまでの取組状況を踏まえ、さらに活動を充実させるための検討、各委員の取組に関する情報交換、意見交換等が行われた。平成25年度の新たな取り組みは、1)生物多様性出前講座の開催、2)東北復興を支援する「生物多様性の本箱」寄贈プロジェクトの検討、3)UNDB-Jの活動の趣旨に賛同し、自ら行動する個人・団体が会員として参画する「Iki・Tomoパートナーズ」の旗揚げ、である。