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 環境省、猛暑に対する街なかでの対応方策を公表

発表日:2013.07.19


  環境省は、猛暑に対する街なかでの対応方策を公表した。同省では、ヒートアイランド対策の一つとして、街路での暑熱ストレス(夏の暑さによる人のストレス)を抑制する方策(適応策)の検討を進めている。近年、増加しているといわれている熱中症を予防する上で、街路空間での対策や工夫が有効であることから、平成22年度より、暑熱ストレスを減らす街づくりや街歩きの工夫に関する調査を進めてきた。今回、平成25年夏も熱中症による救急搬送者が増加していることから、これまでの調査で明らかとなった街なかでの暑熱ストレスを減らす方策を公表した。主なポイントは、1)人は気温だけでなく、街なかの放射熱(日射や路面からの熱)によって暑さを感じること:日向は暑く、木陰は涼しいが、気温は変わらない。木陰より日向の路面の表面温度は約20度も高く、放射熱が多いことが暑さの一因など、2)気温が高くても、工夫次第で人は涼しさを感じることができること:日陰、日傘、白服等の工夫、である。気温だけではなく、日射や路面からの熱にも注意すべきという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
健康・化学物質
大気環境
キーワード ヒートアイランド | 熱中症 | 環境省 | 気温 | 猛暑 | 適応策 | 放射熱 | 暑熱ストレス | 街づくり
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