本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、同社の新型燃料電池車の米国でのリース販売を2008年7月25日に開始し、第一号車を納車した。この新型車は、同社独自開発の燃料電池スタックを核に、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、ドライブ感覚を実現。走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能などを提供する。販売計画台数は、日米合わせて年間数十台、3年間で200台程度を予定しており、アメリカン・ホンダモーター エクゼクティブ・バイスプレジデントのジョン・メンデル氏は、今回のリース販売開始について「持続可能な循環型社会の実現に向けての重要な第一歩であり、実質的に環境負荷物質を全く排出しないクルマを実用化したという大きな意味を持つ」と語った。米国での販売やサービスは、同車の販売ディーラーに指定された、南カリフォルニアの3店のホンダディーラーで対応する。