本田技研工業(株)は、2007年10月22日(月)より、同社が独自開発した次世代型薄膜太陽電池の全国販売を開始すると発表した。この太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境負荷が少ないのが特長。最大出力は125ワットで、年産能力27.5メガワット規模の(株)ホンダソルテックの工場で生産される。本田技研工業(株)では、全世界での同社の製品および生産活動における「2010年CO2低減目標」への取り組みに加え、コージェネレーションユニットや薄膜太陽電池など、エネルギー創出製品の展開にも力を入れ、地球温暖化防止に向けた取り組みをさらに加速させていくという。