環境省は、平成25年度地熱開発加速化支援・基盤整備事業の第2次公募を開始すると発表した(公募期間:平成25年10月10日~24日17時必着)。同事業は、地熱発電の事業化計画の策定を国が支援し、再生可能エネルギー導入を加速させることを目的としている。対象となる事業は、今年度中に協議会を立ち上げ、地熱発電(バイナリー発電を含む。)を導入するに当たり必要となる、資源量、自然条件及び社会条件に関するデータを整備するための調査、事業・ファイナンススキームの検討、関係者との調整等を実施し、事業計画の策定を行うもので、以下の条件を満たすもの。1)地方公共団体を含む地域の様々な関係者が参画する協議会等が中心となって進めていくものであること、2)業務の実施に当たり、当該発電施設の導入予定地の存する市町村の協力が得られており、事業化に向けても当該市町村の協力が得られることが確実であること、3)現時点で得られている情報から、当該発電設備の導入が事業採算性を有する可能性があると判断されること。