国土交通省は、平成25年度先導的都市環境形成促進事業「先導的都市環境形成促進モデル事業(交通分野)」に関する提案の第二次募集を開始すると発表した(応募期間:平成25年10月15日~11月29日)。国内のCO2総排出量の約2分の1は、主として都市活動に起因していることから、都市政策として環境対策に取り組むとともに、市街地における公共交通の利用促進や自動車利用の抑制による自動車交通分担率の低減などを効果的・効率的に推進する必要がある。今回募集する事業は、交通分野のCO2削減に資する取り組みを推進するため、地方公共団体等事業主体が先導的な都市環境対策としてモデル的に実施する以下の事業にかかる費用の一部を補助するもの。対象となる事業は、1)自動車流入を抑制する街区づくりによる自動車交通分担率の低減、2)環境負荷の低減に資する都市内の交通手段の導入による自動車利用からの転換、である。