国土交通省は、平成25年度次世代海洋環境関連技術研究開発費補助金(1次公募)の交付事業を決定したと発表した。同事業は、日本の海事産業の活性化及び国際的な競争力の強化を行うとともに国際海運からのCO2排出量の5割削減を図ることを目的として、船舶・船舶用機関・船舶用品等に係る革新的な船舶の省エネルギー技術の開発を実施する事業者に対し、経費の一部を補助(補助率1/3)するもの。今回、平成25年7月26日から8月9日まで実施した公募に応募のあった提案事業について、外部有識者により構成された評価委員会で審査を行った結果、12件の事業を選定し、所要の手続きを経て、これらに対し補助金の交付を決定した。なお、同省では現在、11月1日までの二次募集に応募のあった事業について選定を行っており、年内に補助金交付を決定する予定という。