環境省は、平成26年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第2報)を公表した。同省では、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度から花粉飛散予測に関する調査研究を行っている。今回の予測は、前回の予測第1報(平成25年12月発表)を、最新の気象データ、気象庁の季節予報等を踏まえて作成したもの。これによると、平成26年春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、スギ雄花花芽調査の結果から、第1報の予測に比べ、東北南部から関東北部で更に多くの飛散量が予測された。また、スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク期間中、最も花粉飛散量が多くなるのは、概ね九州地方と四国の一部で2月下旬、中国・四国・近畿・東海・関東地方で3月上旬、北陸・東北地方では3月中旬から4月上旬となる見込み。同省では、花粉の飛散開始時期をより実態に即して予測し、花粉症予防及び治療を効果的なものとするために、2月中旬頃にも最新の気象予報を踏まえて補正した予測(第3報)を公表する予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 環境省 | 予測 | 花粉 | 飛散量 | 飛散開始時期 | スギ | ヒノキ | 気象 | 花芽 | 雄花 |
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