環境省は、低炭素型の融雪設備導入支援事業に係る補助事業者を公募すると発表した(公募期間:平成26年2月14日~3月18日17時必着)。同事業は、融雪にかかるエネルギーの削減を通じ、地球環境の保全に貢献するため、主に中小事業者や地方公共団体等を対象に地中熱や下水熱、温泉熱等を利用した低炭素型の融雪設備(ロードヒーティング、融雪槽)の導入を支援するもの。今回は、融雪設備の導入を行う補助事業者を公募する。なお、同事業の補助対象設備は以下のとおり。1)地中熱、地下水熱、温泉熱、下水熱または工場等温排熱を熱源とし、熱交換機やヒートパイプ等により融雪のために使用できる設備、2)バイオマス(動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるもの)のみを熱源とするボイラー等により発生した熱を融雪のために使用できる設備。同省では、同事業の公募説明会を、東京及び札幌で開催するという。