経済産業省は、リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進功労者等表彰の受賞者を発表した。内閣総理大臣賞は、セイコーエプソン(株)が受賞。同社では、2003年度末までに全ての国内事業所・関係会社、海外製造系関係会社で発生する廃棄物の100%再資源化を実現。さらに、工場外への排出物の排出削減に取り組むとともに、やむを得ず排出する排出物は、原材料により近いマテリアルリサイクルを行い、新規資源の投入量抑制を推進するなど、全社的なゼロエミッション活動が評価された。また、経済産業大臣賞のイフコ・ジャパン(株)は、青果物輸送用コンテナのリターナブルシステムを全国レベルで構築し、年間20億個も使われる青果物輸送用段ボールの削減に貢献した。