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 環境省、ウォーターフットプリント算出事例集を公表

発表日:2014.08.08


  環境省は、ウォーターフットプリント算出事例集を公表した。ウォーターフットプリントは、原材料の栽培・生産、製造・加工、輸送・流通、消費、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で直接的・間接的に消費・汚染された水の量を定量的に算定する手法のこと。世界の水問題や水資源の保全に向けた普及啓発のため、あるいは企業のサプライチェーンの改善のため等に活用が注目されており、国際規格化が進み、海外での研究事例が増加しているが、国内ではまだ算定事例が少ない。今回、国内企業によるウォーターフットプリント算出を促進し、水資源の保全や有効活用のためにウォーターフットプリントを効果的に活用していくことを目的として、国内外の算出手法や国内企業による具体的な算出事例等をとりまとめた。同省では、これにより、国内での算出事例が増加し、ウォーターフットプリント算出に関する検討が進展することを期待しているという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード ライフサイクル | 環境省 | 水資源 | 普及啓発 | 算定 | ウォーターフットプリント | 事例
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