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 帝人グループ、「ボトルtoボトル」リサイクルを休止し「ボトルto繊維」リサイクルへ転活用

発表日:2008.10.02


  帝人グループは、使用済みペットボトルから新たなペットボトル用樹脂を再生する「ボトルtoボトル」リサイクル事業を休止し、使用済みペットボトルから新たなポリエステル繊維を再生する「ボトルto繊維」リサイクルへの転活用を図っていくと発表した。同グループでは、世界に先駆けて開発したポリエステル製品のケミカルリサイクル技術により、2003年11月から徳山事業所内(山口県周南市)で「ボトルtoボトル」リサイクルを実施してきた。しかし、中国などでの使用済みペットボトルの需要急増を受けて、使用済みペットボトルが入手困難な状況になったことなどの環境変化を勘案し、同事業を当面休止とし、使用済みペットボトルのケミカルリサイクル工程については、今後「ボトルto繊維」リサイクル事業への転活用を図る。これにより、好調であるポリエステル繊維のケミカルリサイクルを積極的に拡大していくという。

情報源 帝人(株) ニュースリリース
機関 帝人(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | ペットボトル | 帝人
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