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 環境省、「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて(第4次答申)」を公表

発表日:2014.09.18


  環境省は、水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の見直しについて、中央環境審議会の第4次答申を公表した。今回の答申は、新たな毒性情報が明らかとなったトリクロロエチレンに関する基準値の見直しについて検討し、報告をとりまとめたもの。トリクロロエチレンは、WHOが飲料水水質ガイドライン第3版1次追補において新たな暫定ガイドライン値を設定するとともに、国内でも食品安全委員会が耐容一日摂取量(TDI)を設定した。このような状況を踏まえ、水道法に基づく水質基準における、トリクロロエチレンの基準値が見直され、平成23年4月に改正された。こうした状況を踏まえ、今回、トリクロロエチレンの水質環境基準値(年間平均値)を、現行基準値0.03mg/Lから0.01mg/Lとすることが示された。同省では、これを受け、所定の手続きを行い、告示を制定する予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード トリクロロエチレン | 環境省 | 毒性 | 水質汚濁 | WHO | 中央環境審議会 | 環境基準 | 健康項目
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