環境省は、平成26年10月4日から5日に韓国・ピョンチャンで開催された「SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)第五回定例会合」の結果を公表した。SATOYAMAイニシアティブは、二次的自然環境における生物多様性の保全やその持続可能な利用の促進のための取組。今回の会合では、「持続可能な開発の実現にむけた生産ランドスケープ・シースケープでの活動の促進」をテーマに、IPSI総会と公開フォーラムが行われた。総会では、IPSI運営規則について、これまでの運営状況にあわせ、より円滑な運営に必要な改正を行った。また、生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)期間中の10月6日、8日には、それぞれ「現場からの愛知目標達成への貢献」、「生産ランドスケープ/シースケープにおける生物多様性の主流化を目指した資源動員」をテーマとしたサイドイベントが開催された。なお、IPSI第六回定例会合は、平成26年10月のカンボジアで開催される予定。