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 三洋電機(株)、ヤマト運輸(株)との共同輸送システムでモーダルシフトを推進

発表日:2008.10.20


  三洋電機(株)は、業務用空調機や厨房機器等の大型業務用機器輸送において、トラック輸送から31フィートコンテナを使用した長距離鉄道輸送に切り替えるモーダルシフトを推進することとし、その第1弾として群馬・福岡間でヤマト運輸(株)と共同輸送システムを構築し、10月中旬より輸送を開始した。これまで、大型商品の輸送はトラックが一般的であったが、この共同輸送システムでは、両サイドが開く集荷用大型トラック(10トン)の荷台と31フィートコンテナが同じ形状・同等の積載量であることから、トラック輸送と鉄道輸送を組み合わせた大型業務用機器の輸送が可能となった。今回は、埼玉県越谷市と福岡県福岡市の両貨物ターミナル駅の間、約1,200kmを鉄道輸送に切り替えることにより、全区間トラック輸送した場合と比べ、1往復約3.7トンのCO2を削減でき、年間で200トンのCO2削減が可能(CO2排出量削減効果81%)という。

情報源 三洋電機(株) ニュースリリース
機関 三洋電機(株)
分野 地球環境
キーワード 三洋電機 | モーダルシフト | ヤマト運輸 | 共同輸送
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