(株)豊田自動織機は、フォークリフト完成車の鉄道輸送を拡大し、輸送におけるCO2排出量の削減とリードタイムの短縮を図ると発表した。同社は、これまで荷重2t未満の小型車を対象に、海上輸送から鉄道輸送への切り替えを進めており、今回、さらなる環境負荷低減と物流効率化をねらいに、新たに31フィートコンテナを利用して、荷重2t以上~3t以下の中型車の鉄道輸送を開始する。同切り替えにより、CO2排出量を1台あたり約4割低減、リードタイム最大8日間の短縮が可能になるという。また鉄道は、天候の影響を受けにくく、完全受注生産であるフォークリフトを確実に納品できる等の利点をもつ。同社は2002年に小型車の鉄道輸送を開始後、対象販売店や対象機種を拡大してきており、2007年度の鉄道輸送実績は996台、CO2削減量は-28.9tとなった。2008年度は同1,300台、-39.0tの見込みという。
情報源 |
(株)豊田自動織機 レポート2009(16ページ)(PDF)
|
---|---|
機関 | (株)豊田自動織機 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 豊田自動織機 | フォークリフト | 鉄道輸送 | モーダルシフト | CO2排出量 | 時間短縮 |
関連ニュース |
|