国内ニュース


 JFEエンジニアリング、スマートアグリプラントで温泉熱をプラント熱源として利用

発表日:2015.01.30


  JFEエンジニアリング(株)は、北海道苫小牧市のスマートアグリプラントを拡張し、温泉熱をプラント熱源として利用する実証を行うと発表した。スマートアグリプラント(第一工場、第二工場/計1.5ha)は、ガスエンジンによるトリジェネレーションシステムを備え、2014年8月よりJファーム苫小牧(株)が、トマトなどの生産を行っている。これまでに、利用する熱源の実証としてガスエンジンによる排熱利用を行っており、2月中旬からのバイオマスボイラーによる熱源利用の準備を進めている。今回、栽培品種の多様化を図るとともに、多様な熱源をプラントで利用する実証を行うため、第三工場(1.0ha)を増設。温泉熱利用の実証を行うことにより、プラントが立地する地域で、最も入手しやすく経済的な熱源を活用したプラントモデルの確立を図る。温泉熱利用の経済効果は、従来の温風暖房機などによる熱供給と比較して約50%のコストを削減できる見込みという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 地球環境
キーワード 排熱利用 | 実証 | JFEエンジニアリング | 熱供給 | 温泉熱 | 熱利用 | 苫小牧市
関連ニュース

関連する環境技術