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 JFEエンジニアリング、スマートアグリプラントのバイオマスボイラ設備稼動

発表日:2015.02.12


  JFEエンジニアリング(株)は、北海道苫小牧市のスマートアグリプラントで、バイオマスボイラ設備が完成し、温室への熱とCO2供給の実証試験を開始したと発表した。スマートアグリプラントは、ガスエンジンによるトリジェネレーションシステムを備え、2014年8月よりJファーム苫小牧(株)が、トマトなどの生産を行っている。2015年11月末にはプラントを拡張し、温泉熱利用の実証を開始する予定。今回、多様な熱源をプラントで利用する実証を行うため、新たにバイオマスボイラ設備を建設。この設備は、廃材等から作られる木質チップを燃料としてプラントに熱とCO2を供給するもので、地域に豊富に存在する木質バイオマス資源を有効活用する。また、浄化設備を独自開発し、国内で初めてバイオマスボイラから排出されるCO2の栽培利用を可能にした。これによるCO2供給量は、LPG燃焼による供給量の2倍以上になるという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | バイオマス | 実証 | JFEエンジニアリング | ボイラ | 植物 | 熱供給 | 木質バイオマス | 苫小牧市
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