埼玉県は、本庄市の小山川水循環センターにおいて、省エネ型水処理技術の実証施設が稼働を開始すると発表した。同県下水道局では、前澤工業(株)、(株)石垣、日本下水道事業団の3者と共同で、「省エネ型水処理技術」の実証研究に取り組んでいる。今回、施設が完成し、平成27年2月18日から稼動することとなった。同施設では、「高効率固液分離技術による効率的な汚濁負荷除去」、「無終端水路に改造した反応タンク内の2地点の水質をセンサーにより測定することで流入負荷に応じて曝気量を制御する技術」の組合せにより、既設の標準活性汚泥法と同等の滞留時間でコンパクトな高度処理が可能となる。曝気量の削減等によるコスト縮減および省エネルギー効果等について実証する(処理水量3,750m3/日)。なお、同研究は、国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択されたもので、同省国土技術政策総合研究所の委託研究として実施している。
情報源 |
国土交通省国土技術政策総合研究所 記者発表資料(PDF)
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機関 | 埼玉県 国土交通省国土技術政策総合研究所 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 省エネルギー | 国土交通省 | 下水道 | 実証 | 水処理 | 活性汚泥法 | 埼玉県 | 日本下水道事業団 | B-DASH |
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